代表ご挨拶
この度は エコ生活倶楽部にお越しいただきまして誠にありがとうございます。運営をさせていただいております北日商事株式会社を代表致しまして 厚く感謝御礼申し上げます。
北海道で生まれ育った弊社の歴史は、古くは大正期・昭和初期にまで 遡ります。明治維新後に始まった 北海道開拓時代以降、北の大地で営まれてきた、明治生まれの初代社長、昭和の戦争期に生まれ昭和から平成へと日本の経済発展と転換点を見届けた二代社長、そして平成から今後の新たな時代に向かう当代の私という歩みは、まさに明治・大正・昭和・平成と刻まれる北海道経済史の数百万分の一の縮図であるとも考えております。
先代ならびに その時代を共に歩まれた全ての先人・諸先輩各位への感謝と共に、移りゆく時代の中で関わり、ご協力をして下さいました全ての方々に感謝御礼申し上げます。また、私たちを育み続けてくれた、北洋に浮かぶ大地「北海道」ならびに北の都「札幌」に敬意を表しますとともに、津軽海峡を越えて、今日まで北海道や札幌を育てて来てくださいました日本全国の皆様に厚く感謝御礼申し上げます。
明治以降、日本国の激動の変化と軌を一にして、北海道も大きな時代の変化を体験して参りました。その中で私どもも、時代に合わせ、事業形態・組織形態に変更を加え続け、また社名も変遷して参りました。
北海道は明治新政府や日本各地から海を越えて渡って来られた、実に日本全国の方々のお力をもって、開墾・開拓が行われ、都市基盤や基幹産業の育成という開発が行われてきました。他の都府県と比較して多くの国家予算が北海道に向けられました。
近年の北海道は、一次産業を中心に基幹産業が不振となり、全国的にも経済基盤の弱い地域となりましたが、北海道以外の経済力によって支えられてきました。
時代は流れ大きな転換期を迎え、今まさに、北海道を支えてきてくれた日本経済は「未曾有の危機」に直面しております。さらに経済のみならず、経済を成り立たせる為に最も根元的に重要な自然界の「環境問題」が顕著になってきました。
18世紀末の手工業から近代的機械工業への進展をもたらした、イギリスに始まる「産業革命」を機に、「大量生産・大量消費・大量廃棄」を加速し続ける「資本主義経済」は急速に拡大していきました。これにより、多大な「人工的・物質的な繁栄」が生まれ、大変 便利な世の中が出来てきました。そのおかげをもちまして今の私たちの暮らしがあり、否定すべきものは全くございません。
しかしながら同時に、私たちは、大規模な成長を遂げてきた世界経済・日本経済発展の「副産物」ともいえる「環境破壊」の「清算期」を ついに迎えてしまいました。
果たして、今の子供達が大人になる頃、またそのさらに子供達の世代において、「果たして人類が存続が可能なのか」というレベルにまで、世界も日本もこの「大問題」に直面しております。
現代は実に壊滅的な「環境危機」と未曾有の「経済危機」が同時に起きてしまっているのです。
このような世界的・国家的な危機の中において、私は、「北海道」こそ、日本と世界の危機脱出に、またこれからの時代に必要不可欠な「環境保護」と「経済発展」の両立という、新時代の環境文化・経済文化創造、すなわち「環境経済の推進」という役割を果たせるのではないかと気がつきました。
この課題克服とは、従来は方向性が反すると考えられてきた「環境保護」と「経済発展」を、同時に成し遂げること、すなわち目的の相反する事業を両立させる挑戦だと思います。未来の社会に向かって、後世の人々対して、必ずやらなくてはならない重要な変革であると思います。
私は、北海道開拓から140年後の「ボーイズビーアンビシャス」すなわち「大志」の方向性を、日本国や世界の人々に役立てる「環境経済システム」を作ることと決意し、前進をさせていただいております。
「環境経済」という理論については、研究者の皆様方が日々ご努力をされていらっしゃいます。また行政の方々も真摯に尽力をされている方々がいらっしゃいます。このご努力を有意義にしていくためにも、歩調を合わせるためにも、私に与えられた社会的立場で切り拓く、すなわち「開拓の鍬」を入れて道を作っていく分野は、「“実業界”における“環境経済の推進”」です。
リアルタイムで動き続ける企業や商取引の現実、経済理論を超越した膨大な要因によって変動する経営の最前線や、真剣勝負の連続である営業や流通の現場という「実業」において、「如何に 課題克服に向けて、未来に向けて、道無き道を 開拓させていただくのか」という、「次世代への基盤開発・商的インフラ整備」のことでございます。
では「なぜ北海道から」ということです。これは当社が たまたま北海道に立地しているからではありません。この事業を推し進める為に、「世界のどの場所で行うことがよいのか」と考える上で、私の主観や個人の事情、利害得失は捨てて考えました。一時も忘れることはなく、連休や正月など全く休むことなく、徹底的に考え行動を続けました。その結論が「北海道」だったのです。
「環境」と「経済」という、今までの常識では方向性の反しやすい分野である上、さらには「環境危機」「経済危機」という、共に歴史的壊滅の事態に直面している領域を、同時に「問題解決」に向かわせていこうとすることは、決して楽なことではありません。毎日、乗り越え方の予想さえ出来ない壁の突破と、困難な判断が要求される場面の連続です。つまり前例が無いからです。
この難局の連続であっても、日々明るく元気に、むしろ次々訪れる困難を楽しみとさえ受け取って事業に従事できるのは、社内・社外という垣根さえ超越し、様々な立場で、励まして下さる方々、心温まるお言葉をかけて下さる方々、商売を抜きにして無償でさえご協力して下さる方々、そして気付ききれないくらいに縁の下で支えて下さる方々、親しくさせていただいている方々の御存在の賜でございます。
さらには経営者としては 未熟で若輩な私に対して、とりとめのない相談内容に至るまで、人生の先輩として貴重な助言を下さったり、お力をお貸し下さる年長者の方々の御存在があります。本当に有難い心の支えを賜っております。
私どもが取り組んでいるのは「全く新しい事業分野」ですが、事業以前に人として忘れてはならない大切なもの、地球環境と同様に、私たちの祖先が大切に守り 私たちの時代に伝え、また今後我々が次の世代に受け継いで つないで行くべき大切なことを、日々の仕事の出会いや、語らいを通じて 学ばさせていただいております。
このような実に様々な多くの方々の御厚情に報いさせていただくためにも、先祖や先人・諸先輩の御努力に感謝しつつ後世につないでいくためにも、そして社会が直面している危機を乗り越え、さらには 多くの方々が安心して豊かに暮らせる世の中にしていく為にも、日々「大志と決意」に「私心が無いか」「社会の発展に役立ちうるか」を確認し、精進努力をさせていただいております。
エコ生活倶楽部をご利用下さる皆様へ
毎日、日本全国の方々にご利用いただきまして本当にありがとうございます。また多くのお客様が、勿体なくも御礼や御激励のメールを下さることは、とても感動しております。
直接お会いして、お一人お一人に ご挨拶や御礼を申し上げることが叶わないのですが、この場を借りまして、北海道のパソコンの画面より頭を下げつつ、心より感謝御礼申し上げます。
エコ生活倶楽部の商品お届け先を点にすると、ついに日本地図になりました。時には北東アジアを中心に海外にも及びます。これは、実に多くの方々にご利用いただけるようになったという喜びとともに、より一層の責任の大きさを感じており、さらに姿勢を正して臨んで行かなくてはならないと思っております。
また私は「札幌観光大使」としての役割を頂戴しております。札幌へお越しの際には、ぜひ良い時間をお過ごししていただけますようにと、いつも考えております。また日本各地へ行きます際には、札幌のお話しをする機会が多くございます。その際には皆様の地元の話題やふるさと自慢なども お教え下さい。
全国の皆様のおかげをもちまして過ごせますこと、誠に有難うございます。
私の大志
日本国民の皆様と 北海道民・札幌市民の皆様に役立ちうる
実業界における「環境保護」と「経済発展」の調和・両立を断行と遂行し、
世界の人々に貢献出来うる 日本国の発展に
誰もが安心して豊かに暮らせる世の中の発展に
全力を尽くしきり 寄与していくことを決意致します。私の前に 道はない
私の後に 道は出来る
という“開拓者精神”で
力強く 道を切り拓き 前進させていただきます。