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廃プラスチック問題=ゴミ問題なのは なぜでしょうか 1 容積が大きい ゴミ問題の中でも、特にプラスチックの「容器包装廃棄物」の問題が重要な課題の一つです。 日本で排出されるゴミ全体の約半分が「容器包装物」と言われています。そしてプラスチックが大きな割合を占めています。これはご家庭から出るゴミを考えても容易にイメージできると思います。 プラスチック製の容器包装物は、厳密に言うと、全てのゴミの「重量の半分」ではなく、「容積の半分」を占めています。 例えば「発泡スチロール」で考えると、その製造方法は、原料となるプラスチックの顆粒を、ちょうどポップコーンのように「発泡」させるのです。それを100倍に膨れあがらせる場合ですと「100倍発泡」などと呼ばれます。 プラスチックの部分は1%で残り99%は空気なのです。これは食品に使用するトレー類も同じ考え方です。 また緩衝材なども膨らませて空気の層を作ることにより、梱包をはじめさまざまな場面で衝撃を和らげる役割をしているのです。ですから元の石油原料から作られた原材料に、多くの空気の部分を含ませて緩衝材となっていくのです。 2 土(自然)に還らない 土に埋められても海に流れても、いつまでもそのままの状態にあるのです。プラスチックの丈夫な性質が逆に作用してしまいます。 最近になって「生分解性プラスチック」と呼ばれる、いわゆる「土に還るプラスチック」も出てきました。しかし製造コストや価格面で広く普及させるにはまだ課題も多く残されていますし、土の中で短時間で分解されるわけではありません。 ●廃プラスチック 発泡スチロールやポリスチレンなどのプラスチックは、このように処分(再生)されています。
●課題 家庭 身近な例でいけば、家庭での資源ゴミの回収ですが、現在もなお問題点はあります。 個人個人のモラルに左右されるばかりか、資源ゴミに出すことにより、資源循環目的を達成されたという気分になりやすく、購入時点や利用時点での意識にまで浸透しているかは疑問点もあげられます。 公的強制力か、消費者からの気運高まらなくては、包装物などの生産元・発売元である企業にまで影響を与えることはほとんどありません。包装物関係の業者は、包装物の売上によって成り立っているため仕方がないのです。 企業 企業においては、廃棄物に対する「法的規制」という「強制力」が働かない、特にオフィス系の小規模事業所では、企業が営利目的である以上、お金をかけてゴミを出したくないという意識や ゴミの分別などには労力を回せないという企業の現実があります。 事実 これらは、資源循環システムを推進しない事業者や個人を否定するものではないですし、やはり個々の事業所や家庭、個人を責めてしまうのは酷であると思います。 しかしながら「資源ゴミ」といわれるように、「ゴミ」という潜在的な認識が広く残っていることは、なんとかしなくてはならないと感じます。 ●新たな展開へ! 環境のために「誰かがやらなくてはならない」のです。 エコ生活倶楽部は、資源ゴミから「ゴミ」というフレーズが無くなるように、まず一歩踏み出しました。
これらを追求し続けています。 |
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