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地球を覆っている大気層が、植物の吸収能力以上の人類が排出するCO2により厚くなり、温室効果が生まれ、結果として地球が熱くなっていく現象です。
大気が無いと地球は氷点下の気温になりますが、大気層によりちょうど良い温室となります。しかしこのバランスが崩れてしまいました。 |
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スプレー缶や工業製品などに使われたフロンガスが大気層まで到達し、紫外線などから生物を守っているオゾン層を破壊してしまいました。
現在フロンガスの使用は禁止されていますが、過去の排出フロンが今後も順次上昇していき、回復は困難です。 |
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酸性雨の原因は、化石燃料の燃焼により排出された「硫黄酸化物」や「窒素酸化物」が原因と考えられています。
工業化の大きな代償として酸性雨を生み出し、現在も森林が枯れたり、魚介類が絶滅している湖の存在が世界中で発見されています。 |
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大気汚染の原因も人類です。
工業化により進んでいく汚染と、本来それを浄化する作用を持つ森林の枯渇により、汚染は進む一方です。 |
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水質を汚してきたのも人類です。
工場排水はもとより、生活排水も大きな原因となっています。家庭から出る洗剤は河川を殺してしまいます。
また殺菌のために使われる塩素も人体や環境に悪い影響を与えます。 |
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開発により多くの森林が失われていきました。
本来、森林により大気も水も土も守られてきました。二酸化炭素を酸素に変え、生物の成育に必要な養分を蓄えた水を生み出し、作物や植物の育成に役立つ健康な土は森林によって育まれていました。 |
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人類の活動により、生物によっては、本来の生育に適した環境から追い出されたり、生育場所を失ったりして、地球上から毎年多くの生物種が絶滅しています。
生物は生態系の微妙なバランスにより相互に連動して生きていますが、今このバランスが崩壊に向かっています。 |
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地球の森林はこの50年間で約半分に減少しています。今もなお日本の1/3に相当する面積の熱帯雨林が毎年消失を続けています。
森の再生速度をはるかに上回るスピードで伐採や焼畑、開発が進められた結果です。
地球の「肺」といわれる熱帯雨林が無くなると人類は生存できません。 |
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経済優先の使い捨て文化により、多くの廃棄物が生まれてきました。
その多くは生態系の中で自然界には還らない成分でできています。ゴミ問題は単なる廃棄場所の確保の問題以上に、自然の生態系を破壊し、地球環境を悪化させています。 |
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電気製品の普及により、本来人類が自然界から受けていた許容量を越える、また自然状態では遭遇していなかった電磁波に被爆をしています。
電磁波のやっかいな点は、目に見えないため、日常で意識されていないことがあります。 |
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ゴミは焼却処理されるのが一般的です。特に国土の狭い日本では昔からゴミを燃やすことにより処理してきました。
適正に燃焼させないとダイオキシンが発生します。これは大変な猛毒で、極少量で大量の生物を死滅させる最強の毒素ともいわれています。 |
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農薬の害はすぐには現れません。しかしながら、農薬を散布した農作物を摂取し続けると人体に影響が出てくるとの研究が進んできています。
また農薬は周辺の河川や森林にも飛び火するばかりか、土壌自体を殺してい、土を死滅させてしまいます。 |