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地球温暖化
地球温暖化とは
地球温暖化とは


「地球温暖化」 この言葉を頻繁に耳にし、目にするようになりました。
地球温暖化とはどんな現象なのでしょうか。

平均気温の上昇
この100年間で、地球の平均気温は0.5−1.0度上昇しています。
春夏秋冬の四季があり、南北に長い国土を有する、私たち日本人には意外なほどピンとこない数字かも知れません。

今お住まいの地域で考えてみて下さい。

冬の気温と夏の気温は、どの程度違いますか。
昼の気温と夜の気温は、どの程度違いますか。

当店のある北海道の場合ですと、
冬の気温といえば−30度くらいまで下がる地域があります。
しかしこの地域も、真夏には+30度以上の気温になります。
つまり年間で60度くらいの気温の変動があるのです。

日本の南の方の地域ですと、冬の最低気温が氷点下になりにくいため
たとえば0度と考えても、真夏には35度を超し、40度近くまで気温が上がります。

また、昼間の気温と夜中の気温では10度以上の差があることも普通ですね。

0.5−1.0度の気温上昇なんて 大したことはない、そう思われるかも知れません。


平均気温が変化するとは
1万年以上前の気温
およそ1万年前の地球は「氷河期」といわれる時代でした。
地球が一面の氷に覆われた時代でした。
現在も氷の下から発見されたマンモスなどにより研究が進められています。

では氷河期の平均気温は何度くらいだったのでしょうか。

なんと、今の地球に比べ、気温はたったの5度低かっただけなのです。

たった5度の気温上昇で、北極と南極のあたりを除き氷は溶けていきました。
5度の気温上昇で生命の営みが育まれ、緑の地球となりました。
氷河期が終わり約1万年の間、ほとんど平均気温を維持していた地球でしたが、この100年間で約1度の気温上昇を始めました。

さらに今後の100年間で、2−6度の上昇が予測されています。
いったいどんなことが起きるのでしょうか。
おそらく有史以来残っている記録にはない気候変動が起きると容易に予測できます。


そして、見逃してはならないことがあります。
世界各国の研究が進めば進むほど、今後の気温上昇予測値は“上方修正”されているのです。

十数年前にはまだ楽観的な予測もありましたが、今は現在の若い世代は確実に地球の異常事態に遭遇するというのが大方の見解です。
今年の夏は観測史上最高の酷暑でした
日本列島各地で40度近い気温を観測・・・
そう言っても、平均気温自体は0.数度、平年より高かっただけなのです。

平均気温2度の上昇でさえ、灼熱を通り越した人類の生存に関わる事態が容易に考えられるのに、まして6度や7度の気温上昇など、誰にも予測のつかない異常事態であり、それが年々早まって迫っている「地球人類の緊急事態」に私たちは直面しているのです。

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