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1.電磁波の種類「電磁波」といっても、実にたくさんの種類、つまり「周波数」の高いものから 低いものまで、さまざまな電磁波があります。 2.電磁波と周波数 (1)主な電磁波一覧
1秒間に繰り返される振動の回数のことです。 (2)高周波と低周波(極低周波)を分けて考えるのはなぜ 電磁波問題を考えたり、電磁波を測定・解析する場合、おおまかに「高周波」と「低周波(極低周波)」に分けて考えるのが一般的です。 同じ電磁波測定でも、このように区別するのは、電磁波という「電界波」と「磁界波」によって構成されている波の性質からです。 低周波(極低周波)の場合 私たちの身の回りにある家電製品や、住宅地の上空を覆う送電線などから発生する「極低周波」の場合、例えば東京など東日本の50Hzですと、周波数は1秒間に50回振動するのですが、波長つまり振動する波の振幅の山から山への長さは、なんと6,000kmにもなる波長の長い波なのです。 波長が6,000kmというのは、地球一周の長さが40,000kmですから、いかに長い波かイメージできると思います。 実際に電磁波測定する場合、電界波も磁界波も波長が長すぎるため まるで別々のもののようにとらえられます。そこで極低周波の場合は、電界波(電場)と磁界波(磁場)に分けて考え、測定します。 高周波はどうでしょうか たとえば極超短波に分類されるUHF(Ultra High Frequency)というテレビなどでおなじみの電波の名前を聞いたことがあると思いますが、この電磁波の場合、波長はせいぜい10cm〜1mくらいの範囲になります。 高周波の場合、波長が短いため、電界波と磁界波が一体のもののように考えることがしやすく、一緒に測定・解析されるのが一般的です。 3.電磁波測定の単位 (1)極低周波測定の単位極低周波の電界波 極低周波の電界波測定の場合は、KV/m(キロボルト/メートル)やV/cm(ボルト/センチメートル)という単位が使われます。 すなわち、1メートル(もしくは1センチメートル)あたりのV(ボルト)=電圧の強さを測定し解析します。 極低周波の磁界波 極低周波の磁界波測定の場合は、T(テスラ)という単位を使います。磁束密度(じそくみつど)という、文字通り、磁力の束の密度の大きさを表す単位です。 T(テスラ)という単位はあまり聞き慣れない単位かもしれません。それではG(ガウス)という単位なら耳にしたことがあるでしょうか。よく磁力を使う健康器具などにでてきますね。 10,000G(ガウス)=1T(テスラ)となります。 現在、国際的にはT(テスラ)を標準的に使用します。もちろん電磁波測定の現場などでG(ガウス)という単位も使うことができます。 (2)高周波測定の単位 電力密度 高周波は上に出てきましたように、電界波と磁界波を一体的にとらえます。 高周波測定の単位には、μW/cm2(マイクロワット/平方センチメートル)などの単位が使われ、電力密度という表現を使います。 つまり単位面積あたりの電力量です。 SAR値 SAR値(Specific Absorption Rate)とは、吸収率のことで、電力密度と別の視点から高周波を考えた数値です。 これは携帯電話の電磁波被爆問題などで出てきますが、一定の物質の量(単位質量)に一定の時間(単位時間)あたり、どれぐらいエネルギーが吸収されるのかという考え方の数値です。 SAR値をもとに、一定時間あたりに、人体がどれぐらい電磁波(高周波)の影響を受けるかを表現し、比較します。
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